切磋琢磨

先日、弊社にて「勉強会」を行いました。

お題は、RC打放し建築の「コンクリート打設」について。

現在施工中で、これからコンクリート打設が行われる物件の施工方法の検討です。
(※RC打放し住宅にとって「コンクリート打設」と呼ばれる工事は
  建物の運命を左右する作業です。)

出席者は当プロジェクトの設計事務所「AMS」、佐々木睦構造計画研究所、(株)設備計画、
弊社社員、協力会社の職人さん達。

AMSは日本のRC打放し建築の礎を築いた鈴木恂先生が率いる設計集団。

AMSの内木さんの進行により、過去のコンクリート打設の経験談(成功例・失敗例)
を交えて今回の打込みの注意点を皆で検討。

内木さんの軽快な話や多数のプレゼン資料、3Dモデリングソフトなどを使って、
これから形作られるRC打放しのイメージを共有することが出来ました。
プレゼンの最後に内木さんから頂いた言葉がとても印象的でした。

「打ち放しコンクリートの建築は、人間の肉体によって創り出される鋳物である。
多くの人々の心と力の結集によって、初めて生み出すことができる。」

今回の現場は目の前は海。周りを斜面で囲まれた敷地。
強い風が吹き抜け、また通路も狭い為、工事の条件としてはかなり厳しい場所。
監督は弊社の重鎮、高島監督。

ご期待ください!!



湘南本店:横山