生命
今日の未明、伊東市内はバケツをひっくり返したような大雨が降り
地鎮祭がどうなるか不安でした。
ところが8時頃には小雨になって、雨雲が徐々に薄くなり
地鎮祭が始まるころには薄日が差すほどに回復しました。
雨がやみ、小鳥のさえずりが響き渡る森の中で
心地よく神主の祝詞が響き渡る、とても素敵な地鎮祭になりました。
お施主様は生き物に対して、人一倍心優しい方で
虫や木々に対してまでも、とても優しく接していらっしゃいました。
今回の建築にあたり、出来るだけ木々を伐採したくない
どうしても伐採しなければならない木は、接ぎ木をしてでも
その生命を継ぐことは出来ないかと、造園業者に相談されていました。
来週には入院をしなければならないとの事で、今日が伐採前に現場へ来る
最後になってしまう為、伐採してしまう一本一本の木に挨拶をすると
仰っていました…
普段は殺伐とした東京都心にお住まいなので
沢山の生命に囲まれて過ごすことができる、心地よい住まいにできるよう
これから我々が心を込めて工事に掛かります。
本社専務 ハットリ
